FIST OF WAR®シリーズ
【FIST OF WAR®】シリーズは、「もし第二次世界大戦の終戦が2年遅れていたら、ペーパープランで終わった兵器開発がどのような発展を見ただろうか」、というコンセプトに基づいて展開するシリーズです。
また、多脚型に代表されるオーバーテクノロジーについては、その技術をドイツ軍が最初に手に入れ、そして世界中に広まっていくことになる過程を、模型を通じて想像性豊かに展開していきます。
German Landkreuzer P1000 Ratte 1944 update
陸上巡洋艦P1000ラーテ
シャルンホスト砲塔・1944年改装
製品番号: 47066 JAN: 4589462470669 価格 18480円(税込)
写真及び画像・イラストは試作です。
ラーテ(独:Ratte)は、第二次世界大戦中にドイツで設計、計画された超巨大戦車、Landkreuzer P1000(ランドクルーザーP1000、陸上巡洋艦 P1000)に与えられた秘匿名称である。
ドイツが開発・製造した超重戦車としては、重量188tのマウスや140tのE-100が知られているが、ラーテの規模はこれらの超重戦車をはるかに凌ぐ、重量約1,000トン、全長35m、全幅14m、高さ11mという桁違いのもので、「陸上戦艦」の異名を持ち、1944年時の改装時にはシャルンホルスト級戦艦の主砲塔である28cm 3連装砲から中砲を省いた2連装砲塔を搭載していた。
装甲性能は、シャルンホルスト級戦艦に準じており、砲塔および車体上面装甲は180mm、側面および正面装甲も350mm以上に達し、エレファント重駆逐戦車を超える装甲を持つラーテに対しては、重砲の直接照準射撃や航空攻撃などの通常攻撃手段による無力化は事実上不可能であった。
このような巨大兵器が計画された要因として、ドイツ陸軍は当時すでに80cm列車砲「ドーラ」という口径80センチの巨大列車砲を実用化しており、技術的にも実用面からも充分に可能である、と考えられていたためである。 80cm列車砲には、軌道上を移動する列車砲ではなく陸上を移動できる「自走砲」化の計画があり、ラーテはこの延長線上で計画されたものである。また、後年、本車を更に凌ぐ重量1500t級の超巨大戦車、"Landkreuzer P1500 Monster"(陸上巡洋艦 P1500 モンスター)も開発されている。
重量50トン程度の重戦車ですらその自重のために橋が渡れないことを想定してシュノーケル装備による潜水渡河を考慮しているが、約1,000トンの本車の場合も同様であり、ほぼすべてのドイツ国内における河川はシュノーケリングにより渡航可能であったと言われている。
本車両は製造時の仕様から1944年に主に副砲塔換装が行われ、さらに1945年には再度の副砲塔換装及び、主砲塔を3連砲に戻す大規模な改装が行われた。(フィスト・オブ・ウォーⓇより)
【実際の車両仕様】
全長=39.00m(※砲身先端まで) / 車体長=35.00m / 全幅=14.00m / 全高=11.00m
最低地上高=2m / 重量=1,000トン / 装甲=360-150mm
主武装= 280mm 54.5 SK C/34 x2
副武装= 150mm KwK x2 / 2連装MK103機関砲 x2
機関= MB501 20気筒船舶用ディーゼル x8
機関出力=16,000 or 17,000 hp (13,000 kW)
速度=40km/h
航続距離=約120キロメートル (約75 マイル)
乗員=20名以上、最大で40名程度
(フィスト・オブ・ウォーⓇより)
【製品仕様】
■1/72スケールプラスチックモデル(組立てには模型専用のニッパー、接着剤、ヤスリ、塗料等の模型工具が必要です)。
■主砲塔には長大な28センチ戦艦砲を2門搭載した迫力のデザイン。砲身上下可動、砲塔可動旋回。
■転輪はすべて別パーツ、懸架はスプリング入りで実際に可動。履帯はスナップフィットの軟質樹脂製。
■巨大な車体上部と下部部品はそれぞれ一体成型で強度と組立安さも確保。
■副砲塔には150cm戦車砲塔x2と、30mm2連機関砲塔x2を装備。
※本製品は未組立・未塗装の組立式模型です。イラスト及び写真は製品のイメージです。実際の製品と異なる部分ある場合があります。
●1/72スケール組立式プラスチックモデル。
●このキットには"P1000ラーテ"1両分のパーツが入っています。フィギュア及び背景に含まれるその他のものは含まれません。
●組立には別売りのニッパー及びヤスリ、ピンバイス等の模型専用工具と接着剤が必要です。
●本製品は塗装されておりません。塗装には模型専用の塗料をご使用ください。
●本製品は玩具ではありません。対象年齢15歳以上。