FIST OF WAR®シリーズ
【FIST OF WAR®】シリーズは、「もし第二次世界大戦の終戦が2年遅れていたら、ペーパープランで終わった兵器開発がどのような発展を見ただろうか」、というコンセプトに基づいて展開するシリーズです。
また、多脚型に代表されるオーバーテクノロジーについては、その技術をドイツ軍が最初に手に入れ、そして世界中に広まっていくことになる過程を、模型を通じて想像性豊かに展開していきます。
I.J.A. Project Z Strategic Bomber - Battle of Midway "The Counter Attack"
"日本陸軍Z爆撃機ミッドウェイ反撃戦"
製品番号: 47047 シリーズ番号: 47 JAN: 4589462470478 10780円(税込)
「Z爆撃機」は、それまでに無事帰還した遣独潜水艦によりドイツもたらされた様々な技術・資料・部品、さらには航空機機体・戦車車両及び派遣技術者による技術躍進の粋を集め、1942年には中島飛行機により、日本本土から発進し、アメリカ本土まで高硬度・無給油で飛行、アメリカ本土を爆撃ののちに日本に帰還可能な6発レシプロエンジンの超大型大陸横断爆撃機として開発が開始された。
本来はアメリカ本土爆撃を目的としていたこの爆撃機計画だが、1942年のミッドウェイ海戦惨敗を受け、日本軍は当初の計画を大幅に変更。遣独潜水艦がドイツより輸送したユンカース ユモ012を石芝タービン社に長距離爆撃機用エンジンとして拡張複製を発注。結果、先行して国産複製が完成した16台のエンジンのうち12台を、すでに中島飛行機により基本機体設計の完成していたZ爆撃機の2機に搭載することとなった。
ドイツ軍ホルテン18を実質的に国産化したこの「Z爆撃機」2機は、前述の石芝タービン製「ネ130改」エンジンを6台搭載、1944年からのミッドウェイ反撃作戦に独立飛行爆撃隊として投入され、さまじい戦果を挙げた。
この爆撃機はその後にさらに4機が完成し、戦制空権を完全に保持している外地または内地より、10,000キロ以上の飛行が可能で、さらに敵国迎撃機が到達できない高硬度からの爆撃を行い、日本軍の地上部隊だけでなく海軍にも戦局を変えるほどの支援をもたらした。
その後の日本敗戦に至る道のりは変わらずとも、とりわけ本土防衛については、国民に甚大な被害を与えたであろう米軍による本土爆撃のほとんどを防ぐことに成功。またサイパン島逆上陸作戦でも対艦爆撃機として多大なる戦果を挙げる。
しかしながら終戦間際に4機が本土上空で撃墜されてしまう。その破片は、戦後、回収された各地方の神社に祀られている。
なお、終戦まで撃墜を逃れた2機は、残留日本兵および民間人の本土帰還に用いられたのち、米軍により破壊され海中投棄された。(フィスト・オブ・ウォーⓇより)
【製品仕様】
■日本軍"Z爆撃機"をフィスト・オブ・ウォー独自解釈で1/72スケールで再現。
■「富嶽」と命名されたレシプロ機体とは大幅に異なる強化されたジェットエンジン、機体形状をZ爆撃機として独自考証。
■爆弾倉ハッチは開閉選択式。爆装内部及びエンジンも機体内部に再現。
■基本仕様は駐機状態、ただし飛行状態も組立可能。
■各ハッチ、ランディングギア等は駐機状態と飛行状態を選択可能。
■エルロン、フラップの角度はお好みに合わせて調整可能(接着式)。
■エンジン部品は吸気口~エンジン本体~排気口までを再現。
■爆装はドイツから転用されたフリッツX(4個)、ヘンシェル Hs 293(2個)、ブローム・ウント・フォス BV 246(2個)が付属。
■部品点数は少なめでティテールとフィッティングも抜群で組立も簡単。
■カルトグラフ製日本軍特別デカール付属。
※本製品は未組立・未塗装の組立式模型です。イラストは製品のイメージです。実際の製品と異なる部分ある場合があります。
●1/72スケール組立式プラスチックモデル。全幅約55センチ、全長約20センチ、全高約6センチ。
●このキットには1機分のパーツが入っています。フィギュア及び背景に含まれるその他のものは含まれません。
●組立には別売りのニッパー及びヤスリ、ピンバイス等の模型専用工具と接着剤が必要です。
●本製品は塗装されておりません。塗装には模型専用の塗料をご使用ください。
●本製品は玩具ではありません。対象年齢15歳以上。
●本ぺージに記載の写真・見本等は、試作段階のものが含まれます。実際の製品は写真と異なる場合がございます。
●製品仕様は事前通知なしに変更される場合があります(流通には事前通知)。